真空は何に使える?

真空や真空技術の代表的な用途を紹介します。
ぜひ参考にしてください。

吸引・吸着

空気を容器から排気する際に生じる圧力を利用して、吸引します。
吸引は、物質を引き込んで移動する目的と、一定量の容器から物質を引き出す目的の二通りがあります。
ある空間を真空状態にすることで、大気圧を利用して吸着を行うこともできます。

例:医療機器、布団圧縮機、吸盤

成形

成形品の材料である熱可塑性樹脂のシートを加熱して方にはめる際に、シートと型の間の空気を真空ポンプで廃棄し、シートを方に密着させて成形し、成形品を作ります。

例:卵のパック、錠剤用プラスチック

液体の充填・ガス置換

気密容器の中を真空にして、容器の内側と外側に発生する圧力差で液体を引き込みます。

例:弁当の醤油差し、エアコン冷媒の充填、蛍光灯

酸化防止

気密容器の中を真空にすると、気密容器の中に酸素がなくなるため、酸化による物質の変化を抑制することができます。

例:食品の保存、衣類の保管、金属の加工

乾燥

材料に高温を加えることなく、乾燥させることができます。真空は、水分の蒸発を助ける、蒸発した水分を排気するという役割を果たします。

例:ドライフリーズ食品、抗生物質、半導体ウエハ

断熱

真空は、熱を伝える物質がない空間のため、熱が伝わりにくいです。

例:魔法びん、電気ポット

参考

真空の世界へようこそ|真空は何に使っている?|真空という世界の小さなコラム|HOW TO|ULVAC SHOWCASE
真空技術の基礎|いまさら聞けない真空の基礎知識|HOW TO|ULVAC SHOWCASE