真空度と圧力の関係

真空を表す言葉として、圧力・真空度・良い真空/悪い真空というふうに様々な表現があります。
会話の中で混乱するときがあるので、一度まとめ直します。

圧力・真空度・真空の良し悪しを表でまとめる

良い真空悪い真空
圧力低い(0[Pa]に近い)高い
真空度高い低い

上の表を見ると、良い真空は、圧力が低く真空度が高いです。逆に、悪い真空は、圧力が高く真空度が低いです。
「圧力が低い」ときは「真空度が高い」というふうに言葉の印象とは逆になっています。
圧力の高い/低いと、真空度の高い/低いの対応関係に注意して覚えましょう。

真空度とは?

真空度とは真空の度合いのことですが、真空には圧力の範囲ごとにレベル分けがされて、それぞれのレベルに名前がつけられています。
下の表が、日本産業規格から引用した真空度を区分した定義です。

名前圧力範囲
低真空100kPa~100Pa
中真空100Pa~0.1Pa
高真空0.1Pa~10μPa
超高真空10μPa~
(極高真空)10nPa~

絶対真空である0.00…Paに近づくほど、真空としてのレベルが高いと表現します。
若者言葉で表現するならば、真空みが強いとかになるでしょうか。

参考

JISZ8126-1:1999 真空技術-用語-第1部:一般用語 (kikakurui.com)